子供の入眠儀式では、絵本がおすすめと言われる3つの理由って何?

 

子供の寝る前の習慣として良く行われるのが、背中をトントンしたり、眉のあたりを
優しくなでてあげたりすることですね。

子供や赤ちゃんに合ったやり方で、「今から寝る時間ですよ」と教え、スムーズに寝かしつける、これを「入眠儀式」と言います。

子守唄を歌ってあげるのも、入眠儀式の1つでしょう。

 

さらに、より良い子供の入眠儀式として、“絵本の読み聞かせ” がおすすめです。




 

入眠儀式で絵本の読み聞かせがおすすめな3つの理由

 

入眠儀式に、絵本の読み聞かせが特におすすめなのは、次の3つの理由からです。

 

1つ目は、寝かしつけの時に親子でひとつの絵本を読み、一緒にひとつの物語の世界に入り込めること。

 

1つの事を親子で共有することは、とても良い親子のコミュニケーションになるのです。

1つの絵本を読むことで、自然と子供と親の距離が近くなり、距離が近づくことで自然と肌が触れ合い、スキンシップとなります。

このようにコミュニケーションやスキンシップは、子供に取って最高の安心を与えてくれる行為です。

 

2つ目は、スキンシップは安心感と共にお互いの温度を共有し、温め合うことができます。

 

この温かさは子供が寝付くためには、とても重要なことです。

絵本を読んでいる数分の間、スキンシップは体温を共有し、お互いの身体が温まります。

身体の表面が温まることで手足の末梢血管が拡張し、手足のから熱放散(熱が逃げていくこと)します。

そうなると、体の内部の温度が下がるんですね。

 

人間が眠くなるメカニズムの一つに、体の内部の体温が適度に低くなると、眠りやすくなると言うことがあります。

つまり体の表面が温まることで、体の内部の温度が下がり眠くなるのです。

 

3つ目の理由は、
子どもの言葉の練習にもなる点です。

 

子どもは単語を話し始めた頃から、急激に語彙(ごい)数が増えて行きます。

普段親が話しかける言葉の中の単語にはもちろん、絵本には普段出合えない言葉が
たくさん出てきますね。

親が読んでくれる絵本の言葉を真似たり、絵本の挿絵と見比べたりしながら、知らず知らずのうちにその言葉と意味を覚えて行きます。

言葉のリズムや音を口にするのが楽しい時期だからこそ、絵本の読み聞かせを始めるには最高のタイミングなのです。

 

入眠儀式を理解して、赤ちゃんや子供を、上手に寝かしつけましょう。

 

3歳から絵本を使った入眠儀式でこんな効果が!

 

 

子どもを絵本を読んで寝かしつけることは、特に3歳から行ってみた場合、次のような効能があるとされています。

 

思いやり・愛情・豊かな感情など心を育てる

イメージ力・創造力・表現力が醸成される

注意力・集中力が身につく

読み聞かせ時のお母さんの優しい声は、子どもの精神を落ち着かせ情緒が安定する

寄り添ったりスキンシップすることは、子どもの自己肯定感を高め家族間の絆を強める

絵本の読み聞かせの場に絵本がある事に幼少から馴染めば、活字の抵抗がなくなる

言語の習得が早まり語彙が増し、国語力、ひいては数学・科学・問題解決など、国語だけではなく全ての学力の基礎がつく

未知への出会いで知的好奇心が育まれ、知識や知恵がつく

絵本を通して、社会常識や生きて行く上での教訓などが得られる

絵本の読み聞かせによる親子コミュニケーションで、お母さんをもっと好きになる

 

入眠儀式が子どもにこんなにプラスの効能があるって、素晴らしいですね!

 

また、読み手のお母さん、お父さんも脳(前頭前野)が活性化し、コミュニケーション力や感情コントロール能力に、有効に作用する効能もあるようです。

 

絵本を一緒に読むことで、親にもプラスの効能があるのですね。

家族間には、良好なコミュニケーションが必要不可欠です。

 

コミュニケーション力や、感情のコントロール能力がアップするのは、嬉しいですよね?

 

世界で知られる入眠儀式にはどんな方法があるの?

 

このように日本では子どもの入眠に、絵本を読むことが代表に挙げられます。

 

では世界では、どんな方法があるのでしょうか?

アメリカでは “sleep training” と呼び、いくつもの種類があります。

 

その中でも一番有名なのが「Cry it out」と言う方法。

日本では、「泣かせるネンネトレーニング」、いわゆる「ネントレ」と呼ばれるもの。

「Cry it out」は、寝かしつけ時に子どもを1人にして、泣いてもすぐにあやしたりせず放置し、そのままひとりで寝かせます。

日本では一緒に寝たり、夜泣きしたら抱っこするのが当たり前ですから、1人で泣かせっぱなしにするなんて、ちょっと信じられませんよね。

可愛いそうな気もしますが 、泣かせっぱなしにすることで、赤ちゃんが自分で眠れるようになると言うネントレなんです。

 

「Cry it out」に抵抗がある親が取り入れているのが、「No tears method」と呼ぶネントレ。

直訳すると「涙のない方法」。

Cry it outとは真逆の方法で日本と似ている方法です。

夜中、赤ちゃんが泣いたら抱っこしたり授乳してあげて、また再度寝かしつけるのがこの方法。

抱っこや授乳で赤ちゃんがウトウトし始めたところでベッドに戻し、また起きたら同じように何度も寝かしつける、を繰り返します。

 

「No tears method」のやり方は様々。

子どもの毎日の昼寝の時間を決めたり、早寝早起きにするなど、赤ちゃんの生活リズムを整えることが何より重要です。

また、子どもに今が寝る時間であることを理解させることも大切です。

例えば絵本を読む・子守唄を歌うような、入眠儀式を作ることです。

このあたりは、日本と共通していますね。

 

他にも、寝かしつけや夜中に赤ちゃんを落ち着かせる際に、繰り返し聴かせるキーワード、「シーっ」や「寝る時間だよ」を決める方法があげられます。

 

「Cry it out」は赤ちゃんに厳しく、「No tears method」は親御さんが大変、と言う人がすすめられているのが、その中間の「Fading」という方法です。

「Fading」の「Fade」とは、フェードアウトにも使われる「フェード」。

つまり、少しずつ消えて行くと言う意味。

 

親が寝かしつけの場から少しずつ離れて、いなくなるようにする方法です。

親がいないことで、赤ちゃんは、自分を落ち着かせる方法を学びます。

「Cry it out」 ほど放置しっぱなしでなく、「No tears method」ほど親が手助けしないので、赤ちゃんにも親にもwin-winの方法と言えます。

 

「Fading」は、「Camp out」と「Timed check-ins」と言うやり方に分かれます。

「Camp out」はベビーベッドの横に椅子を置き、赤ちゃんが寝るまで親が座って見守る方法です。

赤ちゃんが泣いたら声をかけたり、トントンしてあげて、寝付くまでそばにいます。

2~3夜ごとに椅子の位置を、少しずつベッドから遠ざけて行き、最終的には親が部屋の外に出ていても、眠れるようになるのだそうです。

 

一方、「Timed check-ins」は、時間を決めて子どもの部屋に入る方法。

子どもをベッドに寝せたら、いったん親は部屋を出ます。

ここまでは「Cry it out」と同じですが、子どもが泣いても泣いていなくても、

5分ごとに部屋に入りトントンするか、「寝る時間よ」と声をかけ落ち着かせます。

そして、5分ごとにあやすのを、寝るまで繰り返し続けます。




 

まとめ

 

子どもの年齢にもよるが、入眠には絵本を読み聞かせるのがおすすめ。

絵本を読むことによる睡眠導入は子どもだけでなく親にもに効能がある。

アメリカでの子どもの入眠儀式として、「Cry it out」「No tears method「Fading」と呼ばれるものがある。

 

子どもに絵本を読み聞かせ入眠させる事が、こんなに良いことがあるなんて驚きです。

子育ての中で、親も人間として成長すると言います。

 

まだ小さいお子様とはコミュニケーションを円滑にとり、家族間の絆を深めるためにも、絵本を読んであげるのはいかがでしょうか。

 

 

 

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