『バナナは糖尿病や高血圧にも効果的!?』1日1本ならデメリットなし!

 

あなたはバナナを良く食べますか?

バナナは簡単に食べることができて、しかも美味しいですよね。

 

バナナの効能に付いては、以前「大好きバナナ!栄養満点!」のページで述べたように、ダイエットと便秘に効果的であることを述べました。

単に美味しいからと、おやつとして食べる果実ではなかったのです。

 

栄養がちゃんとあるからこそ、是非とも食べるべきものなんですね。

ところが最近、バナナの効能はもっと別のところにもあることを、私は知ったのです。

 

その効能はこれにありと言うのが、「糖尿病」「高血圧」

 

毎日食べ続けることで血糖値の上昇を緩やかにし、血圧を抑えるのです。

今回は、糖尿病や高血圧を患わっている方におすすめしたい、バナナの効果・効能に付いて詳しくお話してみたいと思います。




 

バナナが糖尿病を和らげることに効果的と言われるゆえんとは?

 

 

私がバナナを毎朝食べ始めたのは10年ほど前。

我が家では、朝食は昔からトーストとコーヒーが定番でした。

 

若い頃は今よりずっと食欲旺盛だったので、毎日食パン5枚切りを2枚食べていたのです。

ところが、その頃に受診した健康診断で少し太り気味であることが判明、70㎏を超えるほどになっていました。

 

同時に血糖値も、140㎎/dl少々(A1cで言うと7.0%ほど)と高い数値に・・・。

初期の糖尿病と診断され、通い始めた病院では、まず食事制限を通告されました。

 

そこで最初に行ったことは、カロリーの高い毎朝のパンを半分に減らしたことです。

ところがいざ始めてみると、どうしても食べ足りなくて腹持ちが悪い。

 

どうしたものか考えていたら、ある日のテレビの健康番組で、バナナがパンの代わりになることを知りました。

 

5枚切り食パンは、約190Kcalです。

対してバナナは、1本100gで約86Kcalとパンの半分以下です。

 

これ以降、私は6枚切り食パン1枚と、バナナ1本の朝食を続けています。

おかげで、今では体重が65㎏ほどに落ち着き、血糖値も平均130㎎/dlまで下がっています。

 

ところが最近偶然見たネットニュースで、バナナは血糖値を下げる効果があることを目にしたのです。

 

本当か?とネット検索で調べてみると、バナナに含まれる糖は体内に吸収されるのに時間が掛かるため、食後の血糖値上昇を遅らせるらしいことが分かりました。

またバナナの成分の1つであるカリウムは、血糖値を下げる効果があることも知ったのです。

 

まぁ私は、すでに糖尿病薬を飲んでいましたから、血糖値が低くなったのはこれが一番効果を上げているでしょう。

そしてその次に、食事の摂取量を減らして体重を軽くしたことが要因と思っていたのですが、どうも毎朝食べているバナナにも好影響を受けているようです。

 

それを私自身が証明することはできませんが、間違いないのは、毎日バナナを食べないより食べた方が糖尿病患者には良いと言うことです。

ではここで、バナナは血糖値を下げる効果があるらしいことを実験した方の動画がありますので、ご覧いただきましょう。

 


協力 糖尿病患者めがね団長さん

 

バナナが高血圧を防ぐことに効果的と言われるゆえんとは?

 

 

私は10年ほど前の健康診断で、糖尿病と診断されました。

そしてそれ以降、掛かり付けとなった病院の糖尿病検査で、同時に分かったことがありました。

 

それは高血圧です。

決して高血圧症と言うほど酷いわけではないのですが、検査では77~150㎜Hgと、高い方の数値が通常より高かったのです。

 

診断された以降、血圧を下げる薬も飲んでいますが、3年くらい前から数値が低く安定するようになっています。

数値は低い方は変わらないものの、高い方が120㎜Hgくらいになりました。

そのため最近は、自主的に間引きして薬を飲んでいますが、数値が高くて不安定になることはありません。

 

なので、血糖値を下げてくれる効果があるらしいと分かったバナナに付いて、もう少し突っ込んで深堀りしてみたら、何と血圧も下げてくれると言うじゃありませんか!

 

これは、ちょっと私の想像を超えた驚きです。

バナナが血糖値を下げる効果があると言うのなら、もしかして血圧も下げてくれるのかも知れないと、勝手な期待を寄せていただけだったのに。

 

で、調べた結果で、血圧を下げるポイントとなる成分は、やはりあのカリウムでした。

カリウムはドロドロの血液をサラサラにして、血栓を予防してくれるのです。

 

そしてカリウムは、体内の余分な塩分を体の外に排出する作用があり、血圧を下げてくれることが分かったのです。

 

血管を柔軟にして、血管年齢も若く保ってくれるんですって。

もちろん他にもアボカドなど、もっとカリウムを多く含む食品は存在し、バナナが最強なわけではありませんが、特に調理の必要もなくすぐに食べられるバナナは、有難い味方ですよね。

 

では今度は医師の指導の下、2ヶ月間、朝にバナナを摂取して、血圧が低下することを実践した方の体験談を動画で見ていただきましょう。

 


協力 まーくんチャンネルさん

 

バナナにもデメリットはある!食べ過ぎには注意して

 

 

どんなに体に良い栄養価の高い食べ物でも、何らかの弱点があるものです。

では、バナナに関してはどうなのでしょうか。

 

調べた結果、やはりバナナでもご多分にもれずデメリットはありました。

バナナは何と言っても果物です。

 

あなたも想像が付くと思いますが、運動量の減る夕食の後に食べると余分に糖質を摂ることになり、糖尿病には逆効果になります。

 

血糖値の上昇を抑えられなくなるんですね。

また夜にバナナジュースを飲んだりすると、腹が冷えてしまうことがあり、夜中にトイレに行きたくなったり、場合によって腹痛に襲われることもあるでしょう。

 

まぁこれはバナナに限ったことではなく、果物全体に言えることですけどね。

では1日のうち、いつバナナを食べると糖尿病や高血圧に効果的なんでしょうか?

 

もうお分かりでしょうが、それは断然「朝」です。

 

人は朝起きて、活動が始まります。

活動を始める、つまり体を動かし始めることで、あなた自身で、ある程度血糖値や血圧の上昇を抑えることができます。

 

そして食べる量の目安は、毎朝1本に制限しましょう。

摂取するのは朝が良いと言っても、食べ過ぎてはいけません。

 

バナナは前述のようにカリウムを豊富に含んでいるため、食べ過ぎると「高カリウム血症」と言う病気に掛かる可能性があるのです。

 

高カリウム血症に掛かると、吐き気をもよおしたり、体のしびれや不整脈、また知覚過敏になったりします。

バナナは低カロリー食物ですが、カリウムはだいたい1本当たり400㎎も含んでいます。

 

人間が1日に摂取しても安全なカリウム量は2000㎎なのだそうで、5本食べてしまえば、上限まで行ってしまうことになりますね。

いつもいっぺんに2~3本ペロッと食べてしまう人もいますから、これには気を付けた方が良さそうです。

 

それに、もう1つ気を付けたいことがあります。

バナナは、「シュウ酸」と呼ばれる成分も多く含みます。

 

これを摂り過ぎてしまうと究極の腹痛を起こす、「尿路結石症」になってしまう恐れがあるんです。

 

尿路結石症は私も何度か経験したことがありますが、初めてこれを経験した時、痛みで部屋を七転八倒(しちてんばっとう)してしまいました。

何が何だか分からなくて、この時は救急車を呼んだほどでしたからね。

 

ですからバナナの食べ過ぎには、十分気を付けて下さい。




 

まとめ

 

誰も皆が好きなバナナには、単に栄養価が高いだけでなく、糖尿病や高血圧にも効果があることを今回お伝えしました。

 

食物繊維やカリウムを多く含むことで、ダイエットや便秘の解消に役立つことは知っていましたが、血糖値や血圧を抑えてくれる効果もあるとは少々驚きです。

でも摂り過ぎは、体を悪くすることも学びました。

 

調子に乗ってパクパク食べると、糖分の取り過ぎで血糖値を逆に上げてしまったり、高カリウム血症や尿路結石症を起こしてしまう可能性もあるのです。

 

バナナを効果的に食べるには、1日1本、朝食時に摂るようにしましょう。

 

 

参考 専門家にお聞きしました「バナナの栄養」 証(あかし)クリニック「バナナはいつ食べたらよいの?」 ももの雑学!豆知識生活「バナナの食べ過ぎは危険!?」

 

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