納豆って賞味期限切れでもおいしいし、栄養も問題ないって本当!?

 

栄養豊富な食べ物として、良く知られている納豆

好き嫌いが、大きく二つに分かれてしまう健康食品ですが、あなたはいかがですか?

 

私はと言うと、栄養があるなしに関わらず、味そのものが好きだしおいしいので良く食べます。

ところで納豆は発酵させているので、賞味期限が切れても栄養を損なわず健康にも問題ないと言われます。

 

これって本当のことなんでしょうか?

子供のころから納豆に親しんで来た私が、あれこれ探ってみたいと思います。




 

納豆は賞味期限が切れてからの方が実はおいしい

 

私がいつも好んで購入する商品は、ミツカンの『たまご醤油たれ』です。

納豆は、卵と非常に良く合いますね。

 

ほかの納豆でも生卵をのせ、良くかき混ぜれば、最高のごちそうになります。

ただニワトリの卵を使うと大き過ぎて、納豆の味そのものが薄くなってしまいます。

 

なので、おすすめは「ウズラの卵」です。

とは言え「ウズラの卵」は結構値段が高くて、意外に生で食べられる期限も短い。

 

なので、初めからタレに卵が入っている、『たまご醤油たれ』納豆を買うんですね。

これなら、“長期間保存しても平気” ですから。

 

え、長期間保存しても平気って、どう言うことだって?

スーパーなどの納豆コーナーを見ると、どの商品も賞味期限はだいたい、1週間~10日程度になっていると思います。

 

私はこれを無視するんです。

そもそも賞味期限内に食べることなんてしません。

 

なぜかと言うと、賞味期限内の納豆は柔らかく、歯ごたえがないからなんです。

賞味期限が過ぎたあたりからの納豆は、歯ごたえが出てこれがとても旨いんですね。

 

私は、ラーメンでもソバでもうどんでも、またパスタやご飯においても、硬いコシのあるものが好き。

なので、硬さが出て来る、賞味期限が切れたころの納豆が良いんです。

 

もちろん保存方法は常温ではなく、しっかり冷蔵庫にしまっておきますよ。

常温保存すると、段々とアンモニア臭を感じるようになり、さすがにこの臭いがきつくなれば私も食べられません。

納豆は、必ず冷蔵庫で冷やして保存しましょうね。

 

ところで冷蔵庫に冷やしておけば、むしろ賞味期限過ぎの方がおいしいと述べましたが、大切な栄養の方はどうなんでしょうか?

これに付いては私も専門家ではないので、色々調べて、次の項でその真相を披露しましょう。

 

納豆は発酵食品で栄養満点だが、腐らない訳じゃない

 

 

私は、納豆が安くておいしいので好んで食べますが、栄養素がたくさん含まれていることで、健康食として食べている方も多いでしょう。

何と言っても納豆には、5つの大きな栄養素が含まれていますからね。

 

5つの栄養素と言うのはあなたもご存知、ビタミンやたんぱく質のほか、炭水化物やミネラル・脂質のことです。

ある医師の話によると、わずか1パック30円ほどの納豆を健康度で言えば、10万円の価値があるんだそう。

 

そんな栄養豊富なこの食品を、積極的に摂らないなんて、もったいないもったいない。

しかしこれらの栄養素は、日にちが経って賞味期限が切れてしまったら、効果を失ってはしまわないでしょうか?

 

繰り返し申しますが、私はおいしいので、わざわざ冷蔵庫で寝かして食べてますが、そのために、せっかく含まれている栄養を失ってしまうとしたら、やはり気にはなります。

で、実際のところはどうかと言えば、買ってすぐに食べるよりも、むしろしばらく日にちを置いた方が、栄養素は熟成することが分かりました。

 

それだけ発酵が進むので、栄養素もパワーアップするのです。

例えば、血管の老化を防いで、動脈硬化を抑える力が強くなります。

 

栄養素が低下してしまうなんて、とんでもない話です。

いやこれ、ちょっと意外と言うか、ある種の驚きを感じますね。

 

しかも、さらに嬉しいことに、味が良くなることも分かりました。

コクが出て、旨味が増すんです。

つまり、賞味期限が過ぎてからの方がおいしいと感じるのは、私の単なる勝手な思い込みなのではなく、本当のことだったんです。

 

ちなみに以前、賞味期限をとうに過ぎ、買って1ヶ月経った納豆を食べたことがあります。

さすがに豆は黒くカピカピで、タレをかけてかき混ぜても、思うように糸を引きませんでした。

 

でも意外に嫌な臭いもなく、抵抗なしに口に運ぶことができましたよ。

ただ、コリコリと落花生のような食感で、味は苦酸っぱかったですね。

 

納豆菌のおかげで賞味期限を過ぎても、簡単には悪くはならない納豆ですが、やはり1ヶ月もすると腐敗菌は増えて来るようです。

さすがにおいしくなくなるし、栄養素の効力もなくなって来ます。

 

私はコリコリになった納豆を全部食べましたが、あなたにこれはおすすめできません。

いくら発酵食品だからと言っても、納豆もやはり腐るのです。

 

納豆の栄養を考えると、好き嫌いがあっても積極的に摂取すべき

 

納豆ってハッキリ言って、好き嫌いの激しい食べ物ですよね。

傾向として見ると、東日本では好きな人が多いのに、西日本では嫌いな人の方が多いようです。

 

納豆が嫌いな人の1番の理由は、やっぱり独特なその臭いでしょう。

ある人によれば、”納豆の臭い = トイレの臭い” と感じるとか。

 

それから嫌いな2番目の理由は、ネバネバが口のまわりに付くし、モゾモゾする食感と味がなじめないと言うものです。

しかし最近は、臭いをほとんど抑えた『におわなっとう』なんて商品もあるし、冒頭に記述したように生卵や、また海苔の佃煮をのせることによって、本当においしくなります。

 

とにかく1パック30円そこそこの納豆が、10万円の健康価値があると言うのですから、食べない手はありませんよね。

最近は、納豆菌そのものや食物繊維のおかげで、女性に嬉しい美肌や便秘にも効果的と謳われているので、食べないのは本当にもったいないと思います。

 

ですがそれでも、嫌いなものは絶対嫌い!と言われたらそれまででしょう。

なので、納豆は食べられないけど栄養は欲しい方は、“納豆サプリメント” など試してみてはいかがでしょうか。



 

臭わずカプセルで飲みやすいし、それでいて栄養分は、納豆そのままに凝縮されているんですよ。

スーパーで買う納豆と比べれば、そりゃ高い投資ですが、少量で10万円の健康効果が得られると思えば安いものでしょう。

でも本当なら、納豆は飲むんじゃなく食べてほしいなぁと言うのが、私の思いです。

 

出典:畑中みどり著「納豆でダイエット」

 

 

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