寝ている時や日常の何気ないしぐさの中で、足がつった経験があると言う方も多いことでしょう。
実は、私自身もたびたび足がつってしまうんです。
私は寝ている時、特に朝方につることが多くて、声が出ないほど辛く、しばらく苦しみます。
収まってしまえば後は普通に日常を送れるのですが、あの痛みを一度でも経験されたことがある方なら、きっと辛さを分かってもらえると思います。
実は足がつる原因として、ふくらはぎと栄養のバランスが関係すると言う事実をご存知でしょうか。
今回は私のように足がつって辛い方のために、足がつるのは何かの病気の兆候なのか、また、足がつる原因になる隠された病気にも触れて行きたいと思います。
足がつるのは病気の兆候って本当?
足がつる症状は、実は誰にでも起こる可能性があります。
その原因としては、加齢による足の筋肉量の減少、また動脈硬化による血行不良などが挙げられます。
足の筋肉量が減少すると、下半身の血液の流れが低下することでふくらはぎなどに負担がかかり、ミネラルやビタミンなどの栄養分が不足します。
そのため、仕事や家事、外出などによる筋肉疲労が蓄積しやすくなり、足がつりやすい状態となってしまいます。
また加齢や高血圧、高血糖などが原因で、動脈硬化を起こすケースも少なくありません。
このように足がつることは、何らかの病気の兆候である可能性を否定できません。
足がつる原因になる隠された病気があった!
足がつる原因は、ミネラルやビタミンなどの栄養分の不足となっており、ほとんどは一過性のものであまり心配する必要はありません。
しかし、他の症状を併発している場合は、何か隠された病気である可能性があります。
例えば足がつり歩行が困難になった場合には、脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症が考えられますし、腰痛を伴う場合は椎間板ヘルニアかも知れません。
また、喉が乾いたり手足のしびれを伴う場合は、糖尿病の初期症状であるケースも考えられます。
さらに言葉のもつれや手足のマヒがある場合は、脳梗塞など重篤な病気が隠れている場合もあるので、十分注意していただきたいと思います。
足がつるのにはさまざまな原因がある
ここまで述べてきたように、足をつるのにはさまざまな原因があり、何かの病気の兆候である可能性も否定できません。
ただ、加齢や単なる運動不足が原因の場合もあるので、日頃から簡単なスポーツで対処することで、足のつりの防止に効力をなす可能性があります。
あまり考えすぎるのも良くはありませんが、もし心配な時は家族や知り合いに相談してみたり、他にも気になる症状がある場合は、思い切って病院を受診してみてはいかがでしょうか。