“秋田美人” の定義は誉め言葉になるけど、秋田の女性はそれを重荷に感じてない?

 

日本三大美人といえば、「秋田美人」「京美人」「博多美人」が有名ですよね。

その中でも、特に東北で生まれた「秋田美人」が最も人気です。

 

秋田美人で有名人を挙げるなら、歌手の藤あや子さん・タレントの壇蜜さん・モデルの佐々木希さんなどが当てはまるでしょうか。

3名とも “秋田” の看板を外しても、典型的な日本美人と言えますしね。

 

ところであなたが女性なら、秋田出身かどうかは別として、誰かに「秋田美人!」といわれたら、それは誉め言葉に受け止めますか?

それとも、皮肉な言葉に感じてしまうでしょうか?

 

今回は、「秋田美人はどういう定義」でそう呼ばれているのか、また女性に対し、気軽にその言葉を発して良いものか話題にしてみようと思います。

実際に秋田出身の女性というのは、秋田美人と呼ばれることに、どんな反応を示すのでしょう?




 

秋田美人の定義とは?・・・色白肌で鼻の高い美形顔!

 

 

日本では美人の条件のトップに、肌がきれいで美しいことが挙げられます。

“色黒の褐色美人” なんて言葉もありますが、日本人ならそれより “白い肌” とか “透き通る肌” にあこがれるでしょう。

 

それから肌のきめ細やかさも、男性に取ってたまらない要素の1つだと思います。

これら、肌が透き通るほど白くて、またきめが細かいのは、正に秋田出身の女性に多く共通する特徴です。

 

秋田美人には、他にも日本を代表する美人と言われる特徴があり、全部で5つあると言われています。

これに付いては、今回は割愛させていただきましょう。

詳しくはこのページ、秋田美人が日本を代表する美人と言われる5つの特徴って何?をご覧下さい。

 

さて、私が知る女性にも1人秋田出身者がいますが、それほど若くないにもかかわらず、やはり肌はきれいなんですよ。

顔は正直、まあそれほどでも・・・といったレベルですが、後ろ姿だけを見ればどんな美人さんかな?と、期待してしまうものを持っています。

 

で、なぜ秋田出身の女性は、肌が白くてきれいでしっとりしているのか、ちまたでは良く議論されています。

これは、年間を通して日照時間が少ないことで、肌が日焼けすることが少ないことと、秋田という地域は意外と湿気の多い土地だからなんですね。

湿気が、肌にうるおいを与えているようなんです。

 

では今度は、なぜ同じ東北でも秋田だけが美人製造地なのか、謎ですよね?

同じ日本海に位置する東北には、新潟や山形・岩手だってあります。

 

昔の話で恐縮ですが、私が大学生の頃、同級生に奈弓ちゃんという女性がいました。

彼女は秋田ではなく新潟の出身でしたが、肌が白くてとてもきれいな女性。

 

背が高くて八頭身、顔は俳優の中村雅俊さんの奥様の、五十嵐淳子さんに似ていました。

我々同級生の間では、奈弓ちゃんを勝手に “新潟美人” と呼んでいましたよ。

 

秋田美人は、肌が白くきめ細やかで鼻の高い美形女性、というのが定義なのですが、同じ容姿でも、一般的に新潟出身女性に “新潟美人” なんて言葉は使いません。

でも秋田出身にしろ、新潟や山形出身にしろ、同じように美人は美人です。

 

どうして、秋田ばかりが特別に秋田美人と呼ばれるのか、やっぱり謎です。

そこで、色々調べてみましたよ~。

 

で、理由が判明しました。

実は、近隣の他県に比べて、美人の数が特に多いからなんです。

 

じゃあ、何で秋田ばかりが美人の数が多いのか?

またまた、謎ですよね~?

それも調べて答えを見つけましたので、次の項で述べることにしましょう。

 

秋田美人といえば、青い目も特徴の1つって本当?

 

 

その昔、戦国時代に関ケ原の戦いがあり、石田三成が破れ、勝った徳川家康勢はその後、江戸に幕府を開きました。

戦いの当時、石田三成の側近であった、水戸藩主の佐竹義宜(さたけよしのぶ)が、水戸から秋田へ左遷されることになりました。

 

その際に佐竹氏は、水戸を捨てる腹いせに、大勢の美人を秋田に連れて行ったと伝えられています。

それで水戸から来た美人たちがルーツになり、秋田に美人が多数誕生したという話が有名です。

 

まあでも、この話はあまり根拠がないのでは?と私は思います。

 

信ぴょう性が高いのは、明治時代に入り秋田は産業の発達で鉱山が開発され、富を求めて人口が爆発的に増えたという話。

鉱山という産業は男の仕事ですから、夜の街つまり繁華街が必要なり、他県からたくさんのお水達がやって来たのです。

 

お水は、何といっても美人であることが条件ですから、彼女達がそこに定住すれば、必然的に美人の子孫が誕生する訳です。

秋田美人のルーツはこれだ!という説は多いのですが、この説が最も理にかなっているような気がします。

 

ところで秋田美人には、青い目をした女性がいることを、あなたは聞いたことがありませんか?

青だけでなく、グレーの目をした人もいるんだとか。

 

日本人なら、まず黒い目であるのが普通ですが、秋田を含めたこのあたり出身の人に、まるで北欧の人達のような瞳が存在するのです。

この原因にも諸説あるようで、日本海を渡って来たヨーロッパ人と交わることで、青い目の子供が生まれた遺伝説が1つあります。

 

ただ、これもハッキリした根拠がある訳ではなく、専門家の意見では冒頭で述べた、日照時間の少なさが原因で北欧の人達のようになった、とあります。

まあ理由は何であれ、青い目・グレーの目をした人がいるのは事実で、100人に1人~2人くらいの割合で存在するんですって。

 

あ、ただ全員が女性という訳ではなく、この中に男性も含まれていますよ。

女性だけが目が青い目、何てことはあり得ませんからね。

 

そいう意味で、実は男性にも色白肌の人がいるんです。

秋田出身で、色白肌のハンサムさんのことを “秋田イケメン” と呼ぶんですって。

 

秋田出身の女性で、肌がきめ細かく色白で美形顔(鼻が高くて目がくぼんでいるなど)、しかも目が青いとなれば、誰でも皆 “秋田美人” に注目するでしょう。

京美人や博多美人よりも、秋田美人の方が人気なのは納得ですね。




 

秋田出身の女性の前で、”秋田美人” の言葉を発するのはご法度!?

 

では、今回の本題のお話に戻りましょう。

“秋田美人” という言葉は、果たして誉め言葉と解釈しても良いのでしょうか?

 

秋田出身でない女性に発するのなら、美人であってもなくても、半分冗談に受け流してくれるでしょう。

ところが本物の秋田出身の女性だと、そんな訳にはいかないのです。

 

ある程度自分が美人だと意識しているのなら、ニコッと笑って流してくれるでしょう。

ところが、美人ではないと思っている秋田女性に向かって、「秋田には美人の女性が多いんだってね?」などといってご覧なさい。

 

言われた彼女は、いっぺんに傷付いてしまいます。

そもそも、秋田の女性は引っ込み思案で、あまり積極的に物事を口出しできない性質の人が多いのです。

 

そんな彼女は、「どーせ私はブスよ。秋田の女だからって美人ばかりじゃないんだから」と思われるのがオチ。

いくら傷付けるつもりなく発したセリフだったとしても、秋田美人という言葉に負い目を感じている女性も多いので、要注意です。

 

「秋田美人だ」といえば女性なら誰でも喜ぶだろうと、男性は短絡的に思いがちです。

ところが秋田の女性には、この言葉が、案外プレッシャーになっているのですね。

 

 

 

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