夏に限らず年中欠かせない、風物詩といっても過言ではないものとは?
それは、キンキンに冷えておいしいアイス。
特に暑い日には、どうしてもコンビニに寄って買っちゃいますよね。
日本アイスクリーム協会の調査によると、日本人がだ~い好きな嗜好品の第1位は、1997年以来ずっとアイスクリームなんですって!
年齢性別を問わず、みんなが大好きなデザートだそうですよ。
だからでしょうか?
お風呂上りや、夜中にもアイスが食べたくなることってありますよね。
気分をスッキリさせてくれたり、幸せな気持ちにしてくれるアイスでありますが、夜に食べると太りやすいことをあなたはご存知でしょうか。
でも、実のところを申しますとアイスの場合、気にすべきは夜だけではないのです。
年齢を考えた食べ方にも気を付けないと、それはそれで太ってしまうんですよ。
今回は、そんなアイスを食べるのに気を付ける点を述べて参りましょう。
30歳から変わるって!?アイスで太る理由と太らない・太らせない方法!
「痩せやすく太りにくい体」であるためには、基礎代謝が高いことが重要です。
しかし、この基礎代謝量と言うものは男性は18歳・女性は15歳ぐらいをピークに、年齢と共に低下して行くんです。
同時に筋肉量も減って行くので、例え毎日規則正しい生活習慣をしていても30歳を越えると太りやすくなるのです。
18歳の頃と比べると、30歳頃には平均4kg前後、男女とも体重が増えてしまうと言われています。
また、30代は何かと生活が変わる時期でもあります。
仕事もプライベートも多忙を極めることが多くなり、体を動かす時間が少なくなるので、慢性的な運動不足に陥りやすくなってしまいます。
また、太りやすさの面から見るとアイスであろうとスィーツであろうと同じで、カロリーが高く脂肪の多いものほどやっぱり太りやすいんですよ。
「アイスだから太る」と言うことじゃなく、どんな食品であっても条件はだいたい同じなんです。
それでも食べ方のコツを知っておけば、太りにくくすることは可能です。
それでは、どんなアイスを選び、どう食べると太らないのでしょうか。
まずアイスを買う前に、「カロリー」チェックを行いましょう。
商品によってもカロリーの差があるので、おおよそ把握しておきたいところ。
カロリーが低いのは、シンプルなカキ氷やシャーベットです。
味による差はあまりないので、好きなものを選んで構いません。
また、空気の量が多いソフトクリームも、実はカロリー控えめなんです。
控えるべきは、サイズの大きいアイスやチョコにあんこ、ナッツ・ワッフルコーンを使ったアイスです。
大きさとカロリーはたいてい比例しますし、チョコやあんこが入ると特に高カロリーですから、食べるのはガマンしましょう。
どうしてもガマンできないなら、一番太りにくいのは午後3時~6時なので、この時間帯にアイスを食べると良いでしょう。
この時間は1日の中で最も体温が高く、太りにくい時間帯となっています。
飲んだ後や夜中のアイスの誘惑には勝ったものの、強いてどうしてもアイスを食べたければ、このお昼過ぎの時間に食べるようにしましょう。
ところで、アイスとご飯とではどっちが太るの?
糖質の摂り過ぎは、肥満を引き起こす原因になります。
ではなぜ糖質を摂り過ぎると、太ってしまうのでしょうか?
アイスなど甘く糖質が高い食べ物を食べると、血糖値が急に上がります。
血糖値が急に上がると、インスリンが大量に分泌されます。
インスリンは血糖値が上がり過ぎないよう、摂取した糖分を筋肉や脳の働きに必要な、エネルギーに変えるホルモンです。
しかしインスリンと言うものは、エネルギーとして使いきれず余った糖分を、体内にため込んでしまいます。
これが脂肪となるのです。
そして、インスリンが大量に分泌されると言うことは、より糖分をため込み、脂肪が作られることになります。
よって太らないようにするには、血糖値の急激な上昇を抑える事がカギです。
ご飯にも糖質が多く含まれていますね。
しかし、糖質にも種類があり、甘いお菓子・アイスやジュースなどに比べ、ご飯による血糖値の上昇はゆるやかです。
ごはんの主成分である炭水化物は、優先的にエネルギー源として使われます。
また、ごはんはゆっくりと消化・吸収されます。
従って、食後の血糖値の上昇も緩やかで、インスリンの分泌も少なく、結果的に脂肪になりにくいのです。
ごはんは腹持ちも良い食品なので、食べ過ぎや間食を防ぎ、肥満予防にも!
この観点で見ると、ご飯よりアイスの方がやはり太ると言えるでしょう。
まとめ
■「痩せやすく太りにくい体」であるためには基礎代謝が高いことが重要だが、基礎代謝量は男性は18歳、女性は15歳をピークに年齢と共に低下する。
■アイスであろうとスイーツであろうと同じで、カロリーが高く脂肪の多い物ほど太りやすい。
■1日の中で一番太りにくいのは午後3時~6時なので、この時間帯にアイスを食べると良い。
■アイスなどの甘いものと比べ、ごはんはゆっくりと消化・吸収されるため食後の血糖値の上昇も緩やかで、インスリンの分泌も少なく脂肪になりにくい。
そばにあると、ついついアイスには手が伸びてしまいます・・・。
太らないように上手にアイスを食べて、暑い日を乗り切りましょうね。(^O^)/