自転車が車道に走るのは危険を承知で?それとも歩道の歩行者優先のため?

 

自転車が道路を走行する時は、原則として車道を通行しなければならないこと、あなたは認識していますか?

 

これは一般的に言われていることではなく、法律で決められていることなんですね。

しかし、このことが周知されているのかあいまいなまま、「自転車は車道を走らにゃいかんのだ!」という言葉だけ独り歩きしていると、あなたは思いませんか?

 

そのために、何がなんでも自転車は車道だと認識した人が、車道を走行して自動車と衝突し、ケガをしたりあるいは死亡する事故が増えています。

今回は、一概に自転車車道を走行しろと言う法律は危険ではないか?と言うことを考えてみたいと思います。




 

自転車は車道を走れと決まったのはいつから?

 

まずは、こちらの動画をご覧下さい。


協力 ヒカリマンさん

 

ロードバイクのライダーが、ヘルメットカメラを装着して、東京都内の道路を走行。

そしてバスがロードバイクの横、スレスレに追い越そうとする姿が映し出されていますよね。

 

とても危険な状況で、怒ったライダーがバスの側面を平手打ちしています。

この後、ライダーとバスのドライバーの中でもみ合うのですが、どちらの言い分が正しいのでしょうか?

 

ちなみに2015年6月の道路交通法改正で、”自転車は軽車両として、原則として車道を倉庫しなければならない”(道交法17条1項)とあります。

 

この動画に出てくる自転車は、原付バイクほどのスピードが出ます。

歩行者の立場からすれば「歩道を走るなんてとんでもない。危険を伴っても車道を通行するのが当たり前」と言われてしまうでしょう。

 

でも道交法だけを見れば、ロードバイクのみならず、一般の自転車も車道を走りなさいと、明記しているのです。

ただし書きで13歳未満の子供の運転者、または70歳以上の運転者にはこの場限りではない、と書かれていますが、そこまでちゃんと知っている人ってどれ程いるのでしょう。

 

小学生の子供を先導した親が、縦に並んで車道を走っていたり、70歳以上と思われる高齢者が車道をフラフラ走る姿を、私は見かけたことがあります。

世間一般には、とにかく自転車は一律で車道を走れ!と認識しているフシはありませんか?

 

そもそも自転車は、原則として車道を走らなければならないと言うことの意味を、国や警察はきちんと国民に、アピールしていないのではないかと思うんですよね。

 

私の意見としては、ロードバイクなど、スピードが出る自転車が車道を走るのは、法律で縛っても良いと思っています。

だって、ちょっとペダルをこいで、簡単に40㎞のスピードが出る自転車が歩道を走るなんて、原付バイクで歩道を走るようなものですからね。

 

対してママチャリなど普通の自転車は、せいぜい15㎞から20㎞くらいで走っています。

こんな鈍足な自転車が車道を走る姿なんて、怖くて想像もしたくありません。

 

一般の自転車は、歩道を通行するのが原則とするべきではないでしょうか?

 

私は2016年以降、車道を通行したくないので自転車に乗ることを止め、愛車を処分してしまいました。

 

自動車からすれば、自転車の車道の通行は邪魔と思っている

 

 

今度は自動車の立場から、自転車の車道走行を見てみましょう。

 

道路幅が広い幹線道などは良いですが、大型自動車が何とか走行できる程の幅しかない道路は、日本国中どこにもありますよね。

そこを普通の自転車が並走すれば、それを追い抜く車は場合によって、対向車線にはみ出る必要も出て来ます。

 

こんな状況で、尋常なスピードで走る自転車の安全走行を、誰が保証してくれると言うのでしょうか。

実際に自転車が、後ろから来た車に追突されて死亡する事故が、ここ数年の間に飛躍的に増えているんです。

もちろんこの場合、前方不注意の自動車の方に、非があることは否めません。

 

しかし、自動車と一般の自転車では速度差が大きいです。

車のドライバーが自転車を発見しても、自転車の速度の遅さに、追突を避けることができなかった場合もあったことでしょう。

 

そうしたことで、自動車のドライバーからすれば、自転車が車道を走るのは邪魔だと、いつも思っているに違いありません。

 

いや、私自身もいつも車を運転しますから、同じように思っている一人なのです。

こんな風に言うと歩道を通る人からは、「今度は、自転車が自分達を危険な目に合わせるじゃないか!」などの意見が出て来るかも知れませんね。

でも考えてみて下さい。

 

自動車 x 自転車の事故よりも、自転車 x 歩行者の事故の方が、統計的に遥かに少ないんです。

 

自動車にしても自転車にしても、普段から十分に気を付けていれば、事故は起きないと思うでしょう。

それでも、事故は起きる時には起きてしまうので、リスクの大きさからすれば、一般の自転車が尋常なスピードで走る限り、歩道を走る方が安全なのではないでしょうか。




 

まとめ

 

いかがでしょうか。

 

自転車に乗るには車とは違い免許がないので、走行スピードに厳しい制限を設けることは難しいと思います。

でも正しい自転車の乗り方を、テレビCMなどで盛んにアピールすれば、歩行者との衝突事故はより少なくできるハズです。

 

ロードバイクのようにスピードが出る自転車は、特に危険だと言うことを認識させて、車道を走行してもらう。

 

そして、一般の自転車は基本的に歩道を通行する。

 

もちろん、低速走行や車両を引いての通行ならば、ロードバイクでも問題なく歩道を通行できることを認識させることで、問題は減るに違いないでしょう。

いずれにせよ、自転車の道路通行に対しては、もっと行政は安全な乗り方をアピールすべきです。

 

私が考える歩道と車道の走行区分のしかた、あなたはどう感じますか?

 

 

 

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