報道で話題の高齢ドライバーとは一体何歳から呼ぶの?定義で決まっているの?

 

毎日ニュースを見ていると必ずあるのが、高齢ドライバーによる交通事故です。

物が壊れるだけならまだ良いのですが、被害者の方が重症だったり亡くなったりすると、いたたまれない気持ちになってしまいますね。

 

ところで、高齢ドライバーとは一体何歳からそう呼ばれるのでしょうか?

高齢ドライバーの定義等が、法律で決まっているのでしょうか?

そんなお話を、今回はしてみたいと思います。




 

高齢ドライバーは、免許更新以外でも認知症テストを受けるべきって本当!?

 

現在、高齢ドライバーの免許更新時に、高齢者講習が70歳以上の方から行われています。

そして高齢者マークも、70歳から車体に貼り付けるよう義務付けられています。

 

なので、高齢者ドライバーは70歳からと言うことになるでしょうね。

さらに高齢ドライバーは75歳以上なると、認知機能検査をおこなっています。

 

75歳未満では、最低で2時間の講習を受ける事になっており、75歳以上の方は3時間の機能検査をしています。

機能検査の3時間の中のうちの実施テストで、18項目以上の違反があった場合に、臨時認知機能テストを行う事になっているのです。

 

法律で、「70歳以上は、確実に高齢者講習で認知症テストを行って下さい」と、ちゃんと決まっているんですよ。

なお60代の方には、高齢ドライバーによる認知症テストは、義務化がされていません。

 

ちなみに免許更新以外の時でも、認知症テストを受けた方が良いのか?

これは自動車教習所ならば、次の更新満了日前に認知症テストの講習が受けられます。

 

対象は、次の免許更新時の満70歳以上74歳未満の方です。

実際には半年前から講習を受けられるので、できれば69歳の段階で講習を受ける事が望ましいですね。

 

高齢ドライバーが起こす事故統計には、実はこんな隠された意図がある!?

 

 

冒頭で述べたように、高齢ドライバーによる交通事故が、毎日のように報道されています。

高齢ドライバーには、私も怖い思いをしたことがありますから、彼らの起こす事故の統計数は、右肩上がりなんだと思っていました。

 

しかし実は、統計表を見る限りではここ数年、1位10代 2位20代 3位80代以上となっているんです!

特に10代は、オートバイによる事故も含まれているので、突出しています。

 

30代~70代の事故件数は、平均的でほぼ変わらないです。

また、平成24年~平成30年までの件数は、全世代で減少傾向にあります。

 

死亡事故の別の統計表を見ると、10代と80代以上の方の死亡数が突出しています。

疑問に思うのが、ニュースでは高齢ドライバーの事故ばかりが大きく取り上げられてしまっていること。

 

ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故だと、特に大きく報道されてしまうように思います。

実際の高齢ドライバーの事故の主な原因は、アクセルとブレーキの踏み間違えが、80%にも上っているからなんでしょうか?

 

踏み間違いの事故は高齢ドライバーだけではなく、例えば20代でも実はかなり踏み間違えによる事故を起こしている事が分かっているのですが、これはほとんど報道されてはいません。

ここには、報道側に何らかの意図があるような気もしますね。

それでも全体の事故数が減少傾向にあるのは、メーカー側の安全サポートシステム搭載車の普及が、大きく関わっているからだと考えて良いでしょう。




 

まとめ

 

高齢ドライバーは何歳から呼ばれるのか、また、高齢ドライバーが起こす事故内容について今回お話しして来ました。

最近では70歳になった期に、免許を自主返納と言う形を取られる方も多くなって来ていますね。

 

都市部では公共交通機関が発達しているため、あえて車に乗らなくても移動ができるのですが、地方になると公共交通機関がほとんど機能していない地域もあります。

そうなると、どうしても車に頼らざるを得ない方向性になってしまいます。

政府が考えている限定免許(日中のみ・指定した地域のみ)を、施行させるのが妥当なラインなのかも知れませんね。

 

 

 

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