親など家族の介護をしていると、つい無理をしがち。
そんな介護の疲れやストレスをためないようにするには、いったいどうしたら良いのでしょうか?
介護する側が健康を損ねてしまうのは、とても悲しいですよね。
介護疲れの予防法や解消法を、ぜひとも知っておきたいもの。
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介護をしながら疲れを解消!お役立ちベスト6
介護には期限がありません。
長く介護を続けていると、自分にできること、自分にできないことが見えてきます。
なので、介護サービスを利用することも考慮に入れ、自分の休息時間や自由時間を確保することが大切です。
1)環境を整える
まず、ひとつめには、家の中で介護する環境を整えることが大切になって来ます。
介護しやすい環境にすることで、介護者の負担を少なくすることができます。
2)介護用品を揃える
たとえば浴室やトイレなど、要所要所だけでも介護しやすいように、改善や工夫をしてみると良いでしょう。
ベッド・ポータブルトイレ・車イスなどの介護用品を揃えるようにするだけでも、介護のしやすさは格段に違ってくるものです。
介護認定を受ければ、介護保険でレンタルできますよ。
3)介護のテクニックを身に着ける
介護をうまくやっていくには、介護のテクニックを身に着けることをおすすめします。
介護は、行き当たりばったりのやり方とテクニックを身につけたやり方では、疲労や時間的な余裕がだいぶ違ってくるものです。
介護支援センターや保健所など、介護のための講座を開催している時があるので、ぜひ受講してみると良いでしょう。
4)疲れないようするため、家族に協力してもらう
介護は、家族全員の協力が必要です。
自分ひとりで何もかも全部やろうとすると、心身ともにとても疲れて来ます。
期限のない介護、主に介護の中心に関わる人は、せめて週に1日だけでも介護から解放される日を持つことです。
5)介護する側は悩みを話せる人を見つける
介護の相談相手を身内ではなく家の外に作ることで、心強くなれることも多いです。
同じ境遇、近所の友人など話す相手がいれば、気持ちが楽になって来るもの。
介護をすることに悲観的にならず、介護に自信を持つようにすることが大切です。
6)介護サービスの利用
家族に頼らず介護をひとり抱えこむようになると、介護そのものが成り立たなくなります。
介護者は心身が健康であることが基本になりますので、介護認定を受けた上で、各種介護サービスを活用することをおすすめします。
介護疲れをためない為のサポート集団、通勤途中にある相談所とは?
現代の超高齢化社会といわれる日本で、家族の介護を担っている人達は年々増加しています。
また、介護される側もどんどん高齢化しています。
少子高齢化の中では核家族の増加で、介護者が日常的に介護について困っている時に、家族間で助けることが難しくなっています。
自宅での介護は家族の負担が大きくなり、介護する人とされる人とが共倒れになってしまうことも。
親の介護が続いたりするのは、本当に身体的にも精神的も疲れ果ててしまいますよね。
そんな時には、外部に相談して話を聞いてもらうだけでも、随分とラクになることが多いものです。
そこで、気軽に相談できる場所には、どのような機関があるかと言うと・・・、
■ケアマネ(ケア・マネージャー)さん
介護認定を受けていれば、親の健康状態などを伝えるためにも、相談相手になってくれるでしょう。
介護保険で活用するのに、相応しいサービスを紹介してもらうのが良いと思います。
■市町村の介護保険課
担当の職員による情報提供をしてもらえます。
いろいろなケースに渡って、親切に相談にのってもらえますよ。
■病院のケースワーカー
病院に勤務していて相談に応じてくれる方は、豊富な知識の方が多いです。
現状の介護保険で、どのようなサービスを受けることができるか熟知しています。
■地域包括センター
介護保険で要支援者なら、対象となります。
ケアマネさんに問題がある場合、事業所を変えたい場合など、総合的なサービスや今後の介護計画を立てるための相談にのってもらえます。
■病院の担当医
通院の診断時など介護される人とは別に、介護する側として相談にのってもらえます。
■NPO法人
NPO法人などでは、介護離職にあった人などについて相談にのってもらえます。
「日本介護レスキュー」など、相談無料のところでアドバイスしてもらうのも良いでしょう
以上ありますので、まずはどれでも気軽に相談してみましょう。
まとめ
介護される人を一人で介護しようとすれば、介護疲れにつながることは多いです。
介護疲れを少しでも軽減するには、家族全員の理解やサポートが必要です。
重労働や心の負担についての悩みは多く、介護疲れを感じている人が多いのが現状。
睡眠不足やうつ状態などを回避するため、外部に頼ることに決して遠慮はいりませんよ。