会社でパソコンを長時間使用するため椅子に座ったり、また立ち仕事をしている方の中には、日頃から腰痛で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は私も腰痛に悩まされている一人で、1年間で2度もぎっくり腰になり、大変辛い思いをしたことがあります。
腰痛は本当に辛く、ひどい時には仕事だけでなく日常生活にも支障をきたすことも少なくありません。
そこで今回は、腰痛の容易な治し方「ちょこっと運動」で、しかも会社の椅子に座りながら誰でも手軽に行える方法を、ご紹介して行きたいと思います。
腰痛対策ストレッチ!オフィスで秘かにやっちゃおう
背すじが伸びた腰に負担がかからない座り姿勢を保つには、体幹を支える “筋肉” を鍛える必要があります。
特にお腹と腰の周囲を支える腹横筋(ふくおうきん)を鍛えることが有効であり、お腹をへこませて呼吸する「ドローイン」と呼ばれる方法が、最も効果的であると言われています。
ドローインは、腰痛を防ぐ方法としてよく知られており、内臓を正しい位置に収める効果もあるため、腸のぜん動運動が活発になり、便秘も改善されますよ。
また、女性に悩む人が多い下腹ぽっこりのほか、骨盤のゆがみ改善にも効果を発揮します。
ここではオフィスでもできる“ドローインイストレッチ” をご紹介しましょう。
1)ゆっくり3つ数えて息を吐き、お腹をへこませる
この時、お腹に手を当ててへこんでいるか、確認しながら行うとなお良いでしょう。
2)息を吸いながらへこませたお腹をそのままキープする
この時、背すじは真上に伸ばすイメージでストレッチしましょう。
3)息を吐く時にさらにお腹ををへこませ、これを10回繰り返す
腰痛を予防できるストレッチ!椅子に座って簡単にできちゃう
ここでは腰痛を予防することができる、上体をひねりサイドから腰全体を伸ばすストレッチ方法を、ご紹介して行きたいと思います。
椅子に座って簡単にできるので、ぜひ試してみて下さいね。
ストレッチする際は息を止めてしまうと筋肉がこわばってしまうので、必ず自然に呼吸しながら行いましょう。
1)イスに腰かけ、脚を肩幅ぐらいに開く
右脚を左脚に乗せて脚を組み、右手は右ひざの内側に置き、左手は体の横で座面をつかみます。
2)手を後方にずらし、背中を丸めつつ上体を左回りにひねる
その際はあごを引き、お尻の左側を見るように視線を落としましょう。
この状態で10秒間キープ、同様に右回りも行い、これを1日3セット実行します。
この時背すじを伸ばしたまま上体をひねっても、腰の筋肉は伸びません。
ですから腰を伸ばしたい場合は、背中を丸めながらひねるようにしましょう。
まとめ
今回はオフィスや椅子に座りながらできる腰痛予防ストレッチ「ちょこっと運動」をご紹介しました。
腰痛に悩まされているという方は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。