ご注意:この記事には、衝撃的な動画がリンクされています。
心臓の弱い方は、決して映像をご覧にならないで下さい!!
数年前からのペットブームで、犬や猫が主役のテレビ番組が人気になっていますね。
その一方で、人間の身勝手で捨てられて、捨て犬・捨て猫になってゆく彼らが、後を絶たない事実をあなたは知っていますか?
行き場を失った犬や猫達は街を徘徊し、どこかで多大な迷惑を掛けています。
そして捕らえられ保健所に送られた彼らは、一週間ほど保護されますが、その後引き取り手が現れない場合は、殺処分されるのは周知のことかも知れません。
でも実際に、どんな殺され方をするのか知っている方は、あまりいないのではないでしょうか?
恐らく睡眠薬を打たれ、安楽死させられていると思っていることでしょう。
その話はごく一部のことで、本当はほとんどがガス室に送られ、苦しみながら死んでゆくのです。
今回は捨て犬・捨て猫の、無残な殺処分のされ方に触れてみましょう。
CONTENTS
捨て犬・捨て猫の末路は、苦しく無慈悲な最期!
数十年前と比べ、捨て犬捨て猫・野良犬野良猫の数は、人間の意識の変化で少しずつ減っては来ています。
動物の可愛らしさ・愛おしさを、テレビや雑誌等で、盛んにアピールしている影響があるのでしょう。
しかし現在でも野良達は、決して “ゼロ” ではないのです。
平成30年の環境省のまとめでは、1年間に捕らえられた捨て犬は、全国で約3万8000頭。
うち殺処分されたのは約8千300頭。
捨て猫の場合はもっと多く約6万2000頭で、殺処分となったのは約3万5000頭です。
未だにこんな多くの犬猫達が、毎年のように殺されているんですね。
で、先述のように彼らは、決して安楽死させられているのではありません。
保護期間を過ぎた彼らは、保護部屋から機械によって、強制的にドリームボックスと呼ばれるガス室に送られ、いっぺんに数頭ずつ殺処分されます。
狭いガス室には二酸化炭素ガスが噴射され、苦しみながら数十秒で死んでいくのです。
睡眠薬等で眠るように死なせるなんて、そんなことはしないんですよ。
それはなぜなのか、お分かりになりますか?
理由は簡単です。
いちいち睡眠薬を使っていては、コストが掛かってしまうからです。
二酸化炭素ガスで窒息死させてしまえば、そのコストは1頭当たり78円で済むんだとか。
そして殺された彼らは、そこに従業する係員の手で焼却炉に運ばれ、最後はゴミとして片づけられます。
では、このお話がウソではないことを、これからあなたに動画でご覧に入れましょう。
最初の映像は犬の殺処分の様子、続いて次は猫の殺処分映像です。
最初に述べたように、心臓の弱い方は、決してご覧にならないで下さいね。
それではどうぞ。
協力:yamacha777さん
協力:yamacha777さん
いかがでしたか・・・。
ショックで言葉が出ないあなたも、いるのではないでしょうか。
次の項では、この現実の原因を作っているのは誰なのか、明らかにしたいと思います。
捨て犬・捨て猫の元凶は、ペットブームに乗った飼い主とペットショップ!
ペットブームに乗って全国のペットショップには、多くの犬猫好きの人達が集まります。
その影響を受けて、最近ではホームセンターの一角でも、子犬や子猫が売られていますよね。
動物と言うのは一番可愛いのが、生まれて少ししか経っていない、子犬や子猫の時なんです。
初めは動物など全く飼う気はなかったのに、小さな彼らを目にしてしまうと、衝動的に購入してしまう人の何と多いことか!
飼い始めて数ヶ月の間は、どんな犬でも小さくて苦にならないのですが、1年も経つと大型犬なら、購入した頃の倍以上に大きくなってしまうことでしょう。
そんなことは分かっていたはずなのに、結果的に大きくなった彼の世話が大変になり、しまいに捨ててしまう人がいるんです。
また、自分に子供ができて家の中で飼えなくなった、引っ越しで先に連れていけなくなった、世話をする人が亡くなって面倒が見れなくなった・・・。
などなど色んな理由で、人の身勝手で彼らは捨てられます。
ペットショップにしたってそうです。
仕入れたものの、気性が荒い・病気になったなどの理由で、1年以上も売れ残った場合、無情にも山に捨ててしまう業者がいるんです。
捨ててしまうくらいなら、誰かに無償であげてしまえば良いのに・・・、とあなたは思うかも知れませんね。
でも、悪徳業者はそんなことはしません。
なぜなら、そんなことを常にしてしまったら、ペットの流通価格が下がってビジネスにならないからです。
生まれて1年も売れ残った犬猫がタダになるなら、それをあてにして、あえて買わない顧客もいるに違いないですからね。
いずれにせよ、犬や猫などペットたちを生き物ではなく、単にモノ扱いするような人間のせいで、彼らが犠牲になっているのは紛れもない事実です。
捨て犬・捨て猫が殺処分されないようにするためには?
野良になる捨て犬・捨て猫を出さないためには、どうしたら良いのでしょうか?
それにはまずペットショップで、安易に子犬や子猫の販売ができないよう、規制することでしょう。
成犬・成猫ならば、どんな世話をすれば良いかすぐに想像できるので、お客は衝動的に購入しようと思わないはずです。
どうしても子犬や子猫が欲しければ、信頼できるブリーダーからレクチャーを受け購入すれば、こんな悲劇は起こらないでしょう。
もちろんブリーダー側も、ちゃんとお客の身元確認をして、誓約書も書かせて譲らないといけません。
また誓約書を書かせるとともに、先ほどの動画も見せると良いと思います。
ペットは私達と一緒で生き物であり、おもちゃでないことを全ての人が悟る必要がある旨、あなたも自覚して下さいね。