最近のニュースで、日本の平均寿命が上がった!と言う記事を目にしたことがありましたね。
2018年に発表されたデータでは、男性が81.09歳、女性が87.26歳。
自分が幼いころは、男性は確か70歳代・女性は80歳代前半だった平均寿命が、どんどん右肩上がりに推移しているのです。
なんとも喜ばしいことだと思います。
そしてまた、健康寿命にも注目です。
こちらのデータは2016年のものなんですが、男性が72歳、女性が74歳です。
過去のものと比較すれば、健康寿命も確実に良い方向へ推移してます。
医学が発展しているのはもちろんですが、やっぱり皆さんが、運動や食生活を気にするようになっているんでしょうね。
その一人ひとりの努力が実を結んでいる結果が、こうして数値に現れているのは嬉しいものです。
・・・ところで、そこのあなた!
私が今述べた “平均寿命や健康寿命” の話、きちんと理解してもらえましたか?
分かったけど少し不安・・・というのなら、以下の記事も参考にご覧になって下さいね。
そもそも平均寿命とは?正しい定義をご紹介
「平均寿命」ってどう言う意味だと思いますか?
その年に亡くなった人達の年齢の平均・・・、ではないんです。
実は、0歳時における平均余命のことを平均寿命と言います。
0歳の男の子であれば81歳・0歳の女の子であれば87歳、残りの平均余命がありますよってことなんです。
今の自分の年齢の平均余命は、あとどのくらいなんだ・・・?
そう思ったあなたは厚生労働省のホームページに、主な年齢の平均余命が載っていますので確認できますよ。
参考程度ですが、今自分が30歳であれば男性は51.73歳・女性は57.70歳と言うように残りの平均余命が載っています。
気になるあなたは、ぜひチェックしてみて下さいね。
平均寿命と健康寿命の違いとは何なのか?
平均寿命のことについては、上記で理解していただけたでしょうか?
それでは、「健康寿命」とは何でしょうか?
まぁ漢字からして予想がつくかも知れませんが、健康上の問題で日常生活を制限されることなく生活できる期間になります。
つまりは、元気に自立して生活を送ることができる期間ですね。
そして平均寿命と健康寿命のことが理解できると、この数値から健康でない期間の平均が分かります。
男性で考えますと、平均寿命の81歳から健康寿命の72歳を引くと、残りは9歳ですよね。
男性は約9年間、健康でない期間があると言うことです。
これが女性の場合は、平均して何と13年も健康でない期間があります。
この期間を長いと取るか短いと取るか、何とも難しいところですよね・・・。
まとめ
いかがでしょうか。
平均寿命と健康寿命のことに付いて、ご理解していただけたでしょうか?
私はこのことが理解できた瞬間に、健康でない期間のリアルな数値を目の当たりにして、ちょっと冷や汗をかいてしまいました。
9年間も健康でない期間を生きなきゃいけないって、なかなか大変ですからね。
しかも女性はもっと長く、13年間も続くんですよ。
ですがこの数値は、あくまで平均値。
この数値が少しでも縮まるように、私たちは健康に気を使って生活を送ることが大切ですね。